不動産を売りたいとお考えの方から寄せられる「よくある質問」に、どしどし答えていきます。
疑問を解消して、不動産売却を成功させましょう。
①自宅の売却を行いたいけど・・何から始めればいいの?
→不動産会社の無料相談を利用しよう
自宅を手放したいとお考えであれば、いくらで売ることができるのか不動産会社に査定の依頼をしましょう。不動産会社は自宅近くにある地元密着型の業者から、中堅業者、大手業者まで様々ありますよね?いずれの業者を選んだとしても、無料の査定を行なっているケースがほとんどです。本格的な調査は有料である場合が多いので、無料査定から気軽にお願いするといいかもしれません。
また査定まではいかなくても、電話や対面での相談も随時行っています。気になる業者を見つけたら、相談から始めるといいでしょう。
②不動産業者の数が多すぎ、どこに頼んでいいのか分からない時は?
→3つのポイントを押さえ、業者選びをしよう
日本にいくつの不動産業者があるかご存知でしょうか。コンビニよりさすがに少ない気がしますよね?しかし実際には・・2015年3月31日の段階で、12万2,685業者あり、2015年のコンビニの店舗数が54,399店なので、コンビニの2倍以上の業者があるのです!
これならどこに依頼すればいいのかと迷うのも無理はありません。
自宅売却においての不動産業者選びに、抑えておくべきポイントは大きく分けて3つあります。
一つ目は免許を持っている業者を選ぶことです。不動産取引を行うには宅地建物取引業法に定められた免許を所有することが必要です。しかしこの資格を持たず、不動産コンサルティングやプランナー、アドバイザーなどと名乗り、不動産取引を行なっているブローカーがいます。
悪徳業者に騙されないためにも、宅地建物取引免許を持っている業者に依頼することが大切です。
二つ目は広告力があり、販売実績が豊富なことです。自宅の売却を成功させるためには、広告活動を行い、多くの人の目に触れてもらうことが大切です。人目に触れることと成約には、相関関係があるので、広告力と販売力を持ち合わせた業者を選びましょう。
三つ目は口コミでの評判をチェックすることです。実際に利用した知人に話しを聞いたり、近くに利用者がいない方は、口コミサイトでの評判を確認してみましょう。
口コミサイトでの評価が低い会社や悪い噂のあるような業者は避けた方が賢明です。
③複数の業者に依頼をかけてもいいの?
→複数の業者に依頼することが、自宅売却成功の鍵
複数の業者に声をかけるのは、全く問題ありません。むしろ最低でも2社以上は声をかけるようにしましょう。無料の見積もり依頼であれば、何社とっても経済的な負担にはなりませんし、色々な業者で話を聞くことで、知らなかったことを教えてくれることがあります。また見積額を見比べると、変に高く見積もられていることや相場より低く見積もられているケースがあることに気づきます。高く売りたいという気持ちは分かりますが、相場と離れた価格で売りに出しても売れません。一方相場より安く売りに出せば買い手はつきますが、売り手としては損をしてしまいます。
そのため相場に近い価格で見積もりを出す業者を選ぶことが大切なのです。実際に担当者と顔と顔を合わせることで、相性の良し悪しや熱意の差などを感じることもできます。
④売却がしやすい時期っていつ?
→2月、3月が狙い目!
転勤や進学など人が移動する時期に、不動産売買は活性化します。狙い目はやはり2月、3月です。しかし3月に売り出すのは遅いです。移動が始まるシーズンの3ヶ月前くらいから売りに出すといいでしょう。不動産は焦って売ると売り急ぎが発生し、売却価格が安くなってしまいます。そのため売りたい時期の3ヶ月前から活動を開始し、3ヶ月後の成約を目指すのが理想的です。
2月、3月は過ぎたばかりだと気を落とさないでください。実は9月も隠れた狙い目時期です。
9月は社会人の転勤が多い時期のため、再び不動産市場が活性化します。2月、3月を過ぎた方は、6月から売却活動を開始しましょう。
⑤購入希望者から条件の交渉をされた時には?
→不動産業者に仲介を依頼しましょう。
購入希望者が不動産会社を通さずして、直接条件の交渉を行ってくる場合があります。
不動産や法律について精通している方であれば、直接交渉に臨んでも問題はありません。
しかし専門的な知識を持ち合わせていない方は、必ず不動産業者に折衝の仲介に入ってもらいましょう。不動産業者を通さないと、不利な条件での成約になってしまったり、話した内容と書面での内容が違っていることがあります。
トラブル防止のためにも、不動産売却においては不動産業者の仲介が大切です。